チョウセンゴミシ酒 |
![]() 南佐久にて | ![]() 花はカメバヒキオコシ |
チョウセンゴミシ酒。
チョウセンゴミシは、関東以北ではあまり見ることがない。 いま飲んでいるのは、相木川水源の、とある路端で摘んだ5年もの。
ゴミシの酒ははじめは赤いがすぐに、琥珀色に変色する。
苦味と酸味が絶妙のバランスをきわだたせ、鼻に抜けるふしぎな薬臭が、快感だ。 木の実そのものは、まずくて食えたものではないのに、酒にすると芳醇そのものの旨酒に結晶するというのが、果実酒の魅力だ。 ゴミシの酒を飲むと、千曲川を思い出し、遠景の八ヶ岳を思い出す。 |