コトヒラシロテングタケ

 このきのこは、わたしの持っているきのこ図鑑には出ていません。
 同定は、きのこ屋さんをはじめとするネット上の画像および記述によりました。

 全体に、シロオニタケに似た感じがしますが、カサの上の物体は、トゲ状でなく平板で、ほとんどが落下してしまったような個体もあります。
 カサの周縁には、つぼの破片とみられる膜がぐるりと垂れ下がっており、まるでフリルのようです。
 柄はささくれ状に毛羽立っており、基部は小さくふくらみ、つぼの名残が環状についています。
 フリルもつばも、ちょっとさわっただけで脱落してしまいます。

 2003年も8月下旬にはいると、里山では、テングタケ科のきのこがたくさん出はじめました。
 コトヒラシロテングタケも、あちこち群生しておりました。

  • 関連写真 幼菌(2003,8,21 長尾根丘陵)

コトヒラシロテングタケ(不食)
2003,8.20 長尾根丘陵