ピーマンは、苗を買うことが多いが、種から作ったことも何度かある。
温室がないと、早期の実生苗つくりは、かなり困難である。
苗から育てるときは、よい苗を早めに購入し、大きめのビニールポットに植え替え、しばらく自宅で育ててから5月の連休明け頃に植えつける。
種から育てるときには、発芽可能な条件に応じて、ポット類に種まきする。
加温なしの室内温室だと、発芽まで約1ヶ月近くかかるが、ピーマンの発芽率は意外に高い。
これで育てるのだが、生育はすこぶる遅く、5月初旬になっても、店頭で売られているものと比べて、情けないほど小さく、5月中旬に植えつけることができれば、上出来だ。
植えつけ前に、念入りに土づくりをする。
ナス・ピーマン・トマトは、晩秋まで収穫し続けるので、肥料を十分に与えないと気の毒だ。
肥料の流亡防止と乾燥防止のため、うねを立てて、マルチを敷く。
折れやすいので、植付けと同時に支柱を立てる。
また早期には、遅霜のおそれもあるので、心配なら肥料袋をかけて防寒する。
最初の頃に出る枝は折って、株の成長を図る。
主幹を3本くらい伸ばすのが基本のようだが、うっかりしている間に枝が混み合って困ったことになる。
プロがやるほど立派な木を育てるのはむずかしいが、なるべく大きな株になるよう、不要枝の除去と早い時期の結実除去に心がけ、生育期のエネルギーロスを避ける。
追肥するのを忘れがちだが、真夏になるとどんどん実るから、収穫する一方だと気の毒で心が痛むのが、まともな感覚だ。
10月になれば、さすがに元気がなくなってくるが、成長したピーマンは寒さに強い。
初霜が降りて株が枯れるまで、ずっと収穫し続けることができる。
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