シコクビエ

発芽 2012/5/30
定植 2012/6/6
よく茂る 2012/7/5
穂が出た 2012/8/5
登熟し始めた(大きな写真) 2012/8/30
熟した穂(大きな写真) 2012/8/30

種実(大きな写真) 2012/8/30

 シコクビエの種子を、こちらで入手した。
 雑穀類は、種子量が少なくても、ほとんどが発芽する上、種が極小のわりに大きく育つので、少量の種でも、かなりたくさん育てることができる。

 とはいえ、初年度は大事をとって、ビニールポットに播種して、自宅で育てた。
 他の雑穀同様、ほとんどが発芽したが、芽の様子は、畑の仇敵とも言うべきオヒシバにそっくりである。
 当然ながらオヒシバ・メヒシバもたくさん生えてくるので、なれないうちは見分けがつきにくい。

 1株ずつ、穴あきマルチを敷いて定植した。
 これは、除草の労を少しでも省くためである。
 雑穀なので、施肥はしなかった。

 オヒシバと混在しないためにも、のちの生育をよくするためにも、苗を作って定植してやったほうがよいと思う。
 オヒシバは草丈が低く、花茎は根生葉から出てくるが、シコクビエは、桿が伸びるので、草丈がそこそこ高くなる。

 ここまで伸びて初めて、オヒシバは異なる植物だという感じがする。
 8月上旬に出穂したが、またまた、オヒシバそっくりの穂が出てきたのだった。