お礼のページ・バックナンバー2011

2011年8月1日

 季節はどうも、梅雨に逆戻りしたようです。

 7月末以来、気温が低く、雨がちの日が続いています。
 北アルプスに行ってきたのですが、5日間ずっと雨降りで、当初の予定通り歩くことができませんでした。

 雑草の勢いも当然、弱まらないので、相変わらず、大量の草むしりに追われています。
 もっとも昨年とちがって、今のところ、畑の草原化という事態には至っていません。

 ニンジン・キャベツ・カリフラワーなどの植えつけを始めました。
 昨年は8月後半の猛暑のため、大根や蕪・人参などがうまくていきませんでしたが、今年は、そうならないよう、種まきを少し遅らせるつもりです。

 お盆休みあたりに、どこかの山へ登山か釣りに出かけたいと思いますが、行けるでしょうか。
 やはり、体調管理が大切さですね。

 皆さまが、お健やかにお暮らしいただけますように。

2011年7月15日

 真夏になりました。

 自宅周辺はまだましですが、町へ出ると灼熱の太陽が照りつけています。
 関東平野は、この時期、列島で最も暑い地域ではないかと思います。

 毎日、草むしりに追われています。
 昨年は、出張と免許更新講習とが重なったために、半月近くも家をあけざるを得ず、畑は完全に草原と化しました。
 今年は、そうならないよう、今から草退治にいそしんでいます。

 キュウリ・ピーマン・ミニトマト・オクラなど、夏の定番作物は順調。
 特にミニトマトは、畑でもいで食べれば水分補給にもなり、重宝します。

 雨が少ないので、田んぼが乾いているのが、気になります。
 月の後半には、いつものように業務山行が予定されています。
 体調管理にも気を使わねばなりません。

 皆さまが、お健やかにお暮らしいただけますように。

2011年6月1日

 梅雨になりました。

 里山ではフジの季節がとっくに終わり、ニセアカシアも終わりかけています。
 緑はすっかり濃くなって、初夏を感じさせます。

 ジャガイモの花が咲き始めました。
 あと3週間ほどで、芋掘りをしなければなりません。

 今年はミニトマトを11本も植えました。
 食べられるのは1ヶ月先でしょうが、とても楽しみです。

 これから田んぼ仕事も始まります。
 日が伸びる分、野良にいる時間も長くなりますので、頑張りどころです。

 皆さまが、お健やかにお暮らしいただけますように。

2011年2月1日

 ひどく寒い冬が続いています。

 強い寒波が、1月9日から月末まで、長期にわたって居座っていたおかげで、日中の気温が上がらず、底冷えのする毎日が続きました。
 2月になって、放射冷却のため朝は冷えますが、昼間はやや、ほっとできるようになりました。

 少しずつではありますが、日も伸びてきたので、農作業に力を入れなければならない季節になったことを感じさせます。
 お正月にまいた菜っ葉の芽が、ビニールトンネルの中で、すこしずつ育っています。

 1月には、運動不足解消のためにお散歩低山をいくつか歩きました。
 低山だろうが公園化された山だろうが、出かけることができれば、いろんな発見があるものです。

 月末にインフルエンザに罹りましたが、すでに落ち着きました。
 少しずつ体力を回復して、しばらくの間は低山歩きを楽しみたいと思っています。

 皆さまが、お健やかにお暮らしいただけますように。

2011年1月1日

 お健やかに新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。

 年末になって、冬らしい寒さが訪れました。
 里山の風情は、しごく穏やかです。

 権力者は今年を、「開国元年」にすると言い始めました。
 韓国の「成功」を見てそんな気になったのでしょうが、列島の暮らしが、無知なもののオモチャにされるのは、困ったことです。

 ものの考え方の基本は、日本列島の自然的基礎の上に置かれねばならないと、思っています。
 列島の自然的基礎とは、日本海流・対馬海流の二つの暖流の存在と、太平洋・フィリピン海・ユーラシア・北アメリカの四つのプレートの存在、そして太平洋とシベリアから吹き出す二つの季節風です。

 これらを踏まえずに何を論じても、所詮、無意味な寝言に過ぎません。
 近代合理主義は、自然環境と合理的に調和することを志向しない一方で、非合理的な環境の改変を是認しました。
 資本主義の大勢は明確に、反自然の立場に立ちました。
 資本主義の極致というべき市場原理主義は、取り返しのつかない破滅へと、地球を導きつつあります。

 どういう見通しがあって、そいつに乗っかっていこうというのか。
 一万年にわたって列島に集積された知恵や技術に学ぼうとしないばかりか、それらを投げ捨ててしまったのでは、列島における生存基盤が失われてしまうのに。

 記録を数えてみると、ここ20年強の間に600回以上の山行きを重ねてきました。
 ほとんどが、容易な無雪期の尾根歩きですが、多少は登山道の周囲を読む力がついたように思います。
 山を知り、列島を知れば、どうやって暮らせばよいかが、わかるのではないかと思います。

 今年も「山と渓ときのこと酒と」をよろしくお願い申し上げます。

 皆さまが、お健やかにお暮らしいただけますように。