ここまで、山道の歩き2時間、竿を振りながら5時間ほどの遡行で、やっとアズマシャクナゲに出会えました。
この花が咲くような奥沢まで出かけてくるのは、近頃多忙となったおれには、けっこうきついのです。 朝は、暗いうちから歩き始めなければならないし、渓流遡行には、神経を使うし、この巻き道に着くころには、そろそろ帰り支度をしなくては、いけません。 帰ったら、翌日は、全身筋肉痛で、起きるのも大儀だけれど、仕事に行かなくてはなりません。
平凡な勤め人であるおれにとって、渓流に咲くアズマシャクナゲを見ることは、年に何度かの、夢を見ることなのです。
秩父の渓にて