ここは里川だが、人家も少ない。 今やどこの里川でも見られるクレソンも、ここには生えていないようだ。
この渓に多いのは、クレソンの仲間だが在来種のオオバタネツケバナ。 浮いてきた小ヤマメが、おれの毛鉤を凝視したと思ったら、Uターンした。 柔らかく、みずみずしく、ソフトな辛みのある葉っぱを口に入れて、悔しさをかみしめた。
秩父の渓にて