清掃山行2011

 7回目(2011年度)の清掃山行は、豆焼沢だった。

かつて見慣れた風景

 ここを遡行したのは、1997年以来だから、渓の気配は記憶にない。
 釣行記には、遡行に関し何も書いていないから、何の問題もなかったのだろうと思われる。
 できれば少し手前から行こうと相談して、高滝への踏跡を下るが、高滝のすぐ上流あたりには、容易に下降できそうなところがなく、結局、豆焼沢出合あたりまで軌道あとを歩くことになった。

 軌道あとはきれいに整備されたのだが、その後の落石などはそのままになっていた。
 とはいえ、橋などはしっかりしているので、以前のように恐怖のトラバースなどは、しなくてもよくなっていた。

滝川起点?

 概ね見覚えのあるところなのだが、出合に降りる踏み跡が見つからず、少々行きつ戻りつした。
 出合に降りてみると、小高いところに石柱があるのが見えたので登ってみると、入川にあるのと同じ、「滝川起点」の碑なのだった。
 豆焼沢出合が滝川の起点だとすると、出合から上はなんという川だということになるのだろうか。

 国土交通省に尋ねてみたいものだ。
 ところで遡行だが、出合からいきなり大淵を左から巻く。
 以前なら多分、何でもないところだったのだろうが、年に一度しか渓を歩かない身となった今、岩を登り降りするのは、たいへんなことなのである。

これくらいの乗っ越しに四苦八苦

 当たり前だが、その先にもいくつか、岩登りや高巻きがあった。
 そのたびに全身の筋肉が緊張するのを感じつつ、遡行を続けた。

 近年、渓のゴミは激減しているのだが、この渓にはなぜか、ペットボトルなどがかなり落ちていた。
 工事の時に投棄されたらしいビニール袋やブルーシートが流木や岩に絡んでいるのは、ゴミ拾いの対象としないことにしたが、釣り人のものと思しきゴミだけでも、かなりの量となった。

プナの根

 Jさんと二人で最初の堰堤の手前まで行ったところで、ザックがついに満杯となり、この日の清掃はそこまでとせざるを得なかった。

 渓に思わしいきのこは出ておらず、ちょっと古くなったハイイロシメジが見つかっただけだった。