いつものように、5時前に起床。
前日切開した、左手の親指が痛むが、雨が降っていなかったので、まずは小鹿野町の自分の畑へ。
そこで、ズッキーニとタマネギをいくつか、収穫。
ジャガイモは、鍬で掘らなくてはいけないので、ちょっと痛かったが、ひと袋を掘りあげた。
収穫物を東大演習林の苗畑に届け、いったん帰宅して、医者に行き、改めて、苗畑へ。
曇り空の下、すでにみなさんが、除草作業の最中だった。
思ったより、草の量が少ないのは意外だったが、5人で、5本の畝を除草するのは、それなりにたいへんだった。
雑草は、スベリヒユ、カタバミ、アカザ、ハキダメギクと、名前のわからないあと2種類の草が、ほとんどだった。
土がやわらかいので、草を抜くのは、やりやすい。
苗の小さいところは、すでに草の方が大きくなっていたので、気を入れてやらないと、苗を抜いてしまいそうだった。
苗の植えつけのときとちがって、5人しかいなかったので、みんな、黙々と作業をしている。
かと思いきや、kazuyaさんとJICKYさんは、手を休めずに、釣りの話で盛り上がっていた。
さすがに、若さがちがう。
小休止を入れ、午前中いっぱいかかって、5畝の除草を完了。
畑は、とてもきれいになった。
積み上げた草は、一輪車に2杯半。
これを、草捨て場に捨てて、お昼にした。
昼は、詰め所のストーブでバーベキューと、たいへん豪華。
kazuyaさんに買い出しに行っていただいた。
わたしの野菜は、JICKYさんに切っていただいた。
ズッキーニは、秩父では、栽培している人が少ないので、けっこう珍しがられているが、都会ではよく売られていると聞いた。
タマネギは、わたしの自慢の作品。
店で売ってるのより、ずっとでかくて、ずっと甘い。
これは、火が完全に通ってしまう前の、ほくほくした状態で食べるのが、いちばんうまいと発見した。
ちなみに、タマネギ栽培のポイントは、播種の時期をまちがえないことと、冬場の防寒だと、わたしは思っている。
掘りたての新じゃがも、ゆでるとたいへん、おいしかった。
曇り空とはいえ、季節が季節だけに、ストーブをがんがん焚くと、さすがに暑い。
誰かが、ビールがほしいねと言ったら、申し訳ないことに、kazuyaさんが買いに行って下さった。
このビール、先に帰られたテールウォークさんと飲めないkazuyaさんをのぞく、3人(というかJICKYさんとわたし)で、ほとんど飲んでしまった。
返す返すも、申し訳ない。
午後は、苗の成長状況調査。
2人がペアになって、植えつけた苗の一本一本にメジャーをあてて、樹高を測定し、野帳に記入した。
何本かは、枯れていたが、ほとんどは、しっかり根づいているようで、うれしかった。
よく見ると、シオジ苗のあるべきところに、アオダモやサワグルミがあったりした。
以前なら、そんな違いもわからなかったのだが、樹高をはかりながら、「おや?」と思えるところまでは、わたしも成長できた。
全作業終了後、詰め所でお茶を飲みながら、雑談した。
今後の作業のこと。
小菅のこと。
秩父イワナのこと。
今年の演習林見学をどうするかということ。
次回の除草作業は、7月8日(土)と決まった。
今回は、やや参加者が少なかったが、次回は、もう少したくさん、来ていただけると、ありがたい。
この次も、畑の野菜を持ってこよう。
一ヶ月後には、なにが、穫れているだろうか。