初夏の渓

中小屋沢出合先のゴルジュ

1997,5,28撮影

 このところの寒気で、水温は5度。
 周囲の風情は、初夏なのに、渡渉は冷たい。

 苔むした黒い岩と緑のトンネル。みどり色の淵。
 これが、この渓の魅力だ。

 渓で聞いた鳥。
 コマドリ、メボソムシクイ、ツツドリ、センダイムシクイ、ミソサザイ、エゾムシクイ、コノハズク。
 毎年、コルリが啼いていたブナ林には、新しい登山道ができていて、いつもの声が聞けなかった。

 金山沢出合の高巻きは、あぶない。
 いつかまた来るときには、捨て縄をかけておきましょう。

 柳小屋は現在あともかたちもなし。コメツガの大木が伐られて、広場になっており、永久橋を架けるための橋桁を作っていた。
 作業員の方に聞くと、重機はヘリでおろしたんだそうな。
 真ノ沢でも橋を架けるために、発破やるから、行ってはいけないといわれた。

 帰りの登山道では、ヤマツツジがいま満開。
 足元には、クワガタソウやオドリコソウが咲いていた。
 きのこは、ヌメリツバタケモドキやオオワライタケを見た。早く、ウスヒラタケが出ないかな。

 いろんなところを整備するのはいいけれど、入川は汚れている。
 拾った空き缶・空きビンが買い物袋にふたつ。ザックに入りきらなかった。(;_;)

 林道まで戻って初めて、空を見る。
 久しぶりの青空だった。