ムラサキシメジ

 晩秋に菌輪を描いて群生する美しいきのこ。

 落ち葉を持ち上げて出てくるので、秩父では「シパッカブリ」と呼ばれている。
 同じくシバッカブリと呼ばれる、カサが褐色のきのこもある。
 こちらは、フジイロタケなど数種類あるように思う。

 ムラサキシメジの柄には必ず小さなウジ虫が入っている。料理する際にはウジ虫を丹念にほじくり出す必要がある。
 ゆでても変色しないという、優れた特長を活かして、ピクルスになどして食べるのとよい。

ムラサキシメジ(可食)

2001,10,8 嵩山