クリが主の雑木林に群生していた。
誰でもそうだと思うが、一瞬、ムレオオフウセンタケかと思った。
しかし、ムレオオフウセンタケに比べて二回りほど小型である。
直感的に「これはムレオオフウセンタケではない」と感じた。
自分の持っているきのこ図鑑にこのきのこは出ていないので、ネットで調べて、ライラックフウセンタケと判断した。
次に食うか食わないかという問題が発生した。
ムレオオフウセンタケに似ているというのは、なかなか魅力的な話だった。
ネットには「美味いきのこ」と評しているサイトもあった。
炊き込みご飯になどして食ってみると、確かになかなか美味いのだが、なんだかおかしい。
外国語のサイトを含めて調べてみると、「不食」と評価されていた。
だからこのきのこは、食わない方がいい。
- 関連写真 ムレオオフウセンタケに酷似(2016,10,10 長野県大峯山)
- 関連写真 しっかりした個体(2016,10,10 長野県大峯山)
- 関連写真 幼菌とクモの巣膜(2016,10,10 長野県大峯山)
- 関連写真 ヒダとツバ(2016,10,10 長野県大峯山)
- 関連写真 カサ表面は繊維状(2016,10,10 長野県大峯山)
|