モリノカレバタケ

 落ち葉の堆積したところなら、どこにでも出るきのこ。雑木林で見かけることの方が多い。

 菌輪を描く場合と、束生する場合とがある。
 ひだがとても密なところが特徴である。
 味は薄いが、歯切れはよい。

 『日本の毒キノコ150種』(ほおずき書籍)には、軽い胃腸系中毒を起こすとある。
 また、『フィールドベスト図鑑 日本の毒きのこ』(学研)にも、「胃腸系の中毒を起こす」とあるから、毒きのことして扱ったほうが無難である。

モリノカレバタケ(不食)

2003,7,3 北八ヶ岳・麦草峠