このきのこの同定には、疑義をもたれる方が多いと思う。 自分もかなり疑問だが、形態的特徴からは、そうとしか思えないのである。 富士山の4合目付近には、自分の見る限りカラマツはまったく見あたらず、シラビソとコメツガがほとんどだった。
カサはこの仲間独特のケバ立ちを持ち、かなり鮮やかな紅色。 柄のツバから下は、濃紅褐色。同定の決め手はここだった。
管孔はかなり大きめ。