ヒイロベニヒダタケ

 職場の敷地で見つけたきのこ。

 2003年現在のわたしの職場は、荒川の河岸段丘上に位置している。
 ガケを下っていくと、堂々たる流れを見せる荒川である。

 昼休みに、何かいいものはないかと思って、ガケをおりてみたら、ヒイロベニヒダタケが出ていた。
 周囲は、ニセアカシアが咲きだし、いかにも初夏の風情。

 別名ベニガサハナヨメタケ。
 きのこの名前の中でも、たいへん秀逸な命名だと感心する。

 畑近くに伏せておいた、ナメコのホダ木にも出ていた。
 季節はやはり、梅雨時である。

ヒイロベニヒダタケ(可食)

2003,5,14 秩父農工高校