きのこ栽培日記(3)−玉切り

 今回伐ったケヤキにはエノキタケ、クワにはヒラタケとナメコ、コナラにはナメコとシイタケを植えることにした。

 このうち、エノキタケとヒラタケとナメコは生加減の原木、シイタケは乾き気味の原木が適しているから、植菌は、先へ行くほど、乾燥した木に施すことになる。
 従って、エノキタケ−ヒラタケ−ナメコ−シイタケの順となる。
 ナメコを間にはさんだのは、ナメコは、クワでもコナラでも植菌可能だからで、こうすることによって、原木も種コマも無駄がなくなる。

 倒してからしばらく放置しておいたケヤキとクワは、使いやすいような長さに玉切らねばならない。
 玉切り長さは、通常3尺(90センチ)だが、あまりこだわる必要はない。
 作業をするのに扱いやすければ、それでよい。

 シイタケは、伏せるときに、鳥居のような形に組むことになるので、長さがまちまちでは作業がしづらい。
 しかし、エノキタケ・ヒラタケ・ナメコは、直接地面に伏せ込むので、長短が多少あっても、あまり問題がない。
 だから、コナラは3尺をはかって玉切ったが、ケヤキとクワは適当に玉切ってみた。

 玉切りが終わると、今度は、電動ドリルで種コマの植え穴をあける。
 私のドリルは4500回転の木工用なので、力がとても弱く、クワのように柔らかい木はいいが、ケヤキのように堅い木になると、なかなか歯が立たない。
 もう少し強力なドリルがほしいが、しかたがないので、気長に穴開けをすることにした。

 穴をあける場所は、かなり大ざっぱだ。
 3尺の原木であれば、縦に4〜5コ。木の太さによって列数はまちまちだが、10センチ丸太なら4列くらいでよい。

 狭い庭を、放し飼いにしているチャボが行ったり来たりしている。
 チェーンソーやドリルを使っていると、近寄ってきて、手元をのぞき込むやつもいる。
 渓流釣りの解禁も近い。
 首のまわりの羽をいいところ、少しでいいから、今年も頼むぞ。