同定できないきのこなのですが、池田良幸『北陸のきのこ図鑑』にヒビワレヘビキノコ(仮称)としてのっているきのこに酷似しています。
同定といっても、しょせん絵合わせレベルですから、何種類かの図鑑や画像データと照らし合わせないとメインのコンテンツに収録するわけにもいきますまい。
カサの地は白色ですが、黒褐色のトゲが散在します。
柄は灰色で、表面には同色の綿毛状繊維が縦に付着しており、柄の上部ほど綿毛状繊維は多い。
白色繊維状のツバを有し、カサの縁には、もとツバと一体だった白色繊維膜を持つ。
根元は太まり、カサ上と同様、黒褐色のつぼの破片を付着する。
発生場所は、アカマツ混じりの雑木林。
近縁のハイイロオニタケ(Amanita japonica)の可能性もあると思って調べてみましたが、色からみてヒビワレヘビキノコ(仮称)に最も近いように思います。
- 関連写真 柄とつぼ(2005,9,3 南アルプス前衛・雨乞岳)
- 関連写真 カサ(2005,9,3 南アルプス前衛・雨乞岳)
- 関連写真 柄の上部とツバとひだ(2005,9,3 南アルプス前衛・雨乞岳)
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