秋田・白岩岳のヒバ・ブナ林 |
小影山から下山したあと、今度は対岸の巨ブナを見に行った。
大相沢林道は急傾斜のラフロードで、落石が転がっており、轍部分以外は雑草が茂っていてかなり大変だったが、巨ブナ入口まで、どうにか走ることができた。
道があるようには見えない小尾根を登っていくと、尾根上にはちゃんとした踏みあとがついていた。
尾根の上はヒバ(アスナロ)の密生帯。
ここもきのこは少なく、ウラベニホテイシメジ・チチタケ・サクラタケ・ツルタケ・キツネノチャブクロ・アカヤマドリなどを見ただけだった。
ゆっくり下っていくと、ヒバの中にブナもあらわれる。
このブナは、根ぎわより上の方が太っていて、力強いコブがいくつもついている。
樹木の大きさランキングは無意味だと思う。
しかしランキングではどうあれ、このブナが立派であるのに変わりはない。
林道に出ると、ヤマトリカブトやノコンギク・ゴマナなどの花が咲いており、ガマズミが鈴なりだった。
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