富士山の記録 2007-2

 早起きをしてまた富士山へ。

 やはり土曜日の朝というのは疲労のピークなので、明け方前に現場に着くのはきつい。
 道の駅で仮眠していると、動くのが大儀になる。

 今日は3.5合目付近と5合目付近を歩いた。
 台風でスバルラインが一日閉鎖だった翌日とあって、考えることは皆同じ。
 明るくなってからスバルに入ったのだが、思わしいポイントすべてに、自動車がとまっていた。

 ところが本日も、毒きのこや同定不能種を含め、きのこの発生はごく少数。
 会う人はすべて、「何も出てない」と言っておられた。

 本日見たきのこは、カノシタ、アンズタケ、オオツルタケ、キンチャワンタケ、ケロウジ、フサクギタケ、ヌメリササタケ、ホウキタケ、ショウゲンジ、ブドウニガイグチ、ウラグロニガイグチ、オオモミタケ、ツガタケ。
 と書くと、「けっこう出てるじゃん」と思われるかも知れないが、個体数は、一日歩いて1個か2個程度。

 結論的に言えば、今年の富士山はまだこれからだ。
 「これから」が実際にあるかどうかについては、懐疑的な人も多いが、そこらへんについては信じるか信じないかの世界だ。

 今日は、風で倒れた大木や小枝、葉っぱが至るところに散乱していた。
 熟したサルナシが一袋分落ちていたので、拾って帰った。

キンチャワンタケ
オオモミタケ幼菌
カノシタ
フサクギタケ
キクイタダキ
ヒカゲウラベニタケ?