農作業の半分は草むしりだといえる。
雑草の生えない畑というものがあったら、野良仕事はバカにはかどるだろうが、耕耘という作業をする以上、土地というものが持つ生理からして雑草が生えるのは必然である。 地球のかなりの部分で進行している砂漠化は、本来の生理が失われた土地で起きる現象である。
夏の日照りとヤブ蚊の襲来はつらいが、えらく単純な作業なだけに、草をむしっているといろいろなことが思われてくる。 草むしりをしながらあまり生産的な思索ができないのは、そんな能力がないからだろう。