2024年5月アーカイブ

 1933年に起きた日本共産党のスパイ査問事件から1930年代後半にかけての、日本における革命運動・反ファシズム運動に関するメモランダム。
 共産党最後の中央委員だった袴田里見の膨大な尋問調書が付されている。

木下尚江『火の柱』

 昔、岩波文庫版で読んだのだが、読み返そうとしても本の所在がわからなくなっていた。

武内孝夫『こんにゃくの中の日本史』

 主として近世から近代にかけて、こんにゃく栽培・流通がどのように変遷してきたかを概説している。
 こんにゃくという植物の特性や生産方法、食用以外の利用法などについても幅広く言及した好著。

古在由重『思想とはなにか』

 活字に触れることができれば、思想と接することができる。
 思想と接して自分なりに思惟することにより、それを発展させ、自分の思想に至ることができる。

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