
朝から畑仕事。
いつものように草をむしって、防草シートを張った。
そこそこ涼しいので、助かる。
Runの日。
村瀬興雄『アドルフ・ヒトラー』(中公新書)を読み終えた。
誇大でもなく軽視もされない等身大のヒトラーを分析している。
ヒトラーは、1920年代ドイツの大衆の思いをすくい上げた政治家だった。
1920年代ドイツ思潮の一つの柱は、ゆがんだナショナリズム、もう一つは排外主義である。
ワイマール共和国の苦難の歴史については、『ワイマル共和国』に詳しい。
ワイマール共和国の歴史から学ぶべきは、近代国家が理念により統合されることは、不可能だということだろう。
要はいかに、理念や価値観の折り合いをつけて、一致点に基づく協力を作り出せるかということだ。
ドイツの民主主義は、悪戦苦闘した結果、それに成功しなかった。
コミュニストやソシアリストたちは、何をしていたのか。
本書に詳述されてはいないが、「社会民主党も共産党も、その党内には官僚的で軍隊的空気が強く、党員大衆の中で自由な批判的精神をもつものはまことに少なかったので、上層部の指令に従順に服従する雰囲気と、組織内での異端や反抗を許さない偏狭な気風とができあがっていた」と、さらりと述べられている。
現在の日本と酷似しているのが、気にかかる。
写真は、津南町・諏訪神社拝殿の彫り物。
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