メイン大豆の赤大豆だが、今年は最初にまいた種が干天のため発芽せず、次にまいた種もやはり、干天のため発芽しなかった。
大豆の種まき時期は6月下旬から7月上旬なので、ここまで来たらもう無理だと思われるのだが、来年の種くらいはとれるかもしれないので、この先数日の夕立に期待して、まき直し。
午後から期待通り、スコールが来た。
明治10年代に、北相木村の村の戸長・井出為吉らは大龍寺で学習会を開いていたという。
学習会のテーマやテキストが何だったのか、どのような運営がなされていたのかなどは伝わっていないが、為吉宅に伝わるフランス革命史や法律書を見れば、彼らの関心がどこにあったかがうかがえる。
明治初年は、知識に餓えた若者たちが集団で学ぶ時代だった。
一つの典型が、五日市学芸講談会だった。
すっかり晴れて、高台に建つ大龍寺の山門からは、御座山の勇姿が望まれた。
為吉たちはいつもこの景色を見ていたのだなぁと思いつつ石段を下ったのだった。
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