一乗谷

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一乗谷


 郵便局と銀行で、超面倒くさい手続きでほぼ一日潰れた。
 大雨のため、身体休めになった。

 ここ数日、穴熊が昼間から庭を歩き回っている。
 町内放送では、自宅周辺で熊が出ていると何度も言っている。

 能郷白山から下山後、ひさびさに一乗谷へ行ってみた。
 その時には、ここが一乗谷です、という程度の説明しかなかったように思うのだが、整備がずいぶん進んで、大きな展示施設や復原町並ができており、観光客もそこそこ歩いていた。

 一乗谷は、山城の懐に形成された、非常に小さな城下町だ。
 朝倉氏の盟友・浅井氏の小谷城と、作りがよく似ている。小谷城の町並みは復元されていないが、おそらく、二つの尾根に囲まれた谷が家臣団の集住地で、その先が商人・職人の住居だったのだろう。
 城山に登ってみなかったので、山城としての規模は体感してないのだが、小谷城ほど大きなものではないと感じた。

 展示施設は、よくできていた。
 朝倉氏が支配した越前が「平和」だったと何度も言っているのには疑問があったが、ことによるとそれが正解なのかも知れない。
 朝倉義景が機を見るに敏であれば、戦国の歴史が変わったかもしれないし、越前にとって朝倉はヒーローたり得たかもしれない。

 写真は、一乗谷の核心・朝倉館。

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