朝から大麦の防鳥糸張りの準備をしていたら雨が降ってきたので、畑仕事はお昼まで。
三波川の妹ヶ谷不動の縁日(「復活祭」と称されるイベント)。
ここにお参りに来たのは三度目だが、人影を見たのは今度が初めてだ。
始まるころには参拝客もまずまず集まってきた。
お参りしたのち、受付で学業成就を祈念した護摩木を奉納した。
お坊さん数名による法要開始後しばしで失礼したが、その後も、神楽・ロックバンドの演奏・怪談・ひょっとこ隊の演舞などが行われた模様。
寺院なのだから法要がメインなのだろうが、それだけではお客さんは来ない。
江戸や明治の時代であれば、花火や地芝居が付け祭りだった。
しかし、寺社の祭礼における付け祭りがどのようなものであるべきかに、決まった答えがあるわけではない。
大事なのは、境内が賑わうことなのである。
秩父では、宗教に関連する行事に無縁では暮らせない。
しかし、夜祭のように超メジャーなお祭りは別として、地域で無数に行われている祭事は、担い手不足を主たる原因として、かなり危機的だ。
山村の民として、妹ヶ谷不動の健闘を祈りたい。
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