昨日、降り始める前にじゃが芋を掘り終えた。
面白いことに、品種により、作柄はさまざまだった。
軽トラに大量のじゃが芋を積んだまま、スーパーに寄ったのだが、買い物を終えてクルマに戻ると、南米系かと思われる外国の方に、赤や紫のじゃが芋を売って欲しいと、たどたどしい日本語でお願いされた。
作物を売る経験がなかったので、これは売り物ではありません、と言ってお断わりしたのだが、「ドモ!」と言って別れたあと、これらのじゃが芋は彼のソウルフードだったのではないかと、思い至った。
じゃが芋が惜しいわけでないので、もしそうだったとしたら、ただで一袋、差し上げればよかったのだ。
自分の思いの浅さと内気さを、今日一日、恥ずかしく思った。
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