今回、イランを攻撃したのはアメリカとイスラエルだが、イランはカタールとUAE・オマーンを攻撃したらしい。
オマーンは、アメリカ-イラン交渉の仲介国で、仲介担当のオマーン外相は26日に、「大きな進展があった」と前向きな発言をしていた。
イランにとってオマーンは、そもそも、憎むべき敵ではない。
にもかかわらず、攻撃を加えたのは、オマーンがアメリカ軍の空軍基地を抱えているからで、オマーン政府の意向がどうであれ、イラン攻撃にここの空軍基地が一定の役割を果たしたのは否定できない。
イランにも自衛権があるから、イランによるオマーン攻撃は、客観的に見て不当とは言えまい。
ところで、東アジアにも、イランより厄介な独裁国家がある。
この国も、NPT体制のもとでは核兵器を持ってはいけない国だったのだが、NPTを脱退して核保有国になったと宣言し、核兵器保有国として認めてくれと、意味不明の主張をしている。
トランプ大統領が北朝鮮に対して、核兵器を捨てて、ミサイル開発も今すぐやめろ、言う通りにしなければ高い代償を払うことになるぞと脅かしても、言うことを聞くワケがない。
それでアメリカが、今回みたいに急襲・最高指導者殺害作戦を発動したとすると、北朝鮮は、どこに対して反撃するか。
台湾にアメリカ軍の基地はない。
アメリカ軍が駐留してるのは日本と韓国だが、主力は日本にある。
日本が北朝鮮を攻撃する意思があろうがあるまいが、アメリカ軍が日本にある基地を使って攻撃すれば、北朝鮮は自衛権を発動して、日本を攻撃する。
そいつは大変だ! 日本も核兵器を持たなくちゃ! ミサイルを持たなくちゃ! という考えは、現実的でない。
そうならないために何ができるか、何をしなければならないかのほうが、現実的だろう。
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