ブナ林と岩壁
−黒伏山 −

【年月日】

2026年6月18日
【同行者】 単独
【タイム】

スキー場の駐車場(6:51)−尾根取り付き(8:36)−黒伏山(9:46-10:17)
スキー場の駐車場(12:37)

【地形図】 楯岡 船形山 ルート地図

 スキー場までの道路が断続的に工事中で、片側通行になっていた。
 赤信号なので止まっていたら、ワゴン車がスピードを落とすことなく、突っ込んでいく。
 埼玉県では、片側通行を無視するなどありえないのだが、このあたりのローカルルールでは、片側信号は無視してよいということになってるのだろうか。
 そうだとすると、恐ろしい。

 ニ年前にこの山に登ろうとしてきたとき、野川が増水気味で、飛び石渡渉はとても無理だった。
 足を濡らすのが嫌だったので、黒伏山は諦め、仙台カゴに転進したのだった。

黒伏山
ヤマボウシ

 今回は、渡渉用にバカ長を用意してきた。
 野川を渡ったところにバカ長をデポし、登山靴に履き替えて、支流を跳んで渡り、登山道に入る。
 ヤブが被っていて、歩きにくく、急斜面を登って、平坦面に至る。

 平坦面はカラマツ林で、長いトラバースになる。
 平坦といっても、まっ平らなわけではなく、小さな登降があるので、お散歩気分というわけではない。

 岩壁の真下あたりに凹地がある。
 このあたりは石ゴロが続いて、かなり歩きにくい。
 この石ゴロは、太古、岩壁が大崩落したときに落ちて割れた転石なのだろう。

 あたりはブナの原生林で、アガリコの特徴を持つ巨木もあった。

ブナ1
ブナ2

 凹地から尾根の取り付きまでも、意外に長かった。
 取り付き手前で細流を渡る。ここは水場になりそうだ。

 取り付き付近には、シナの大木。
 取り付きからしばらくはヤブっぽいが普通の道だが、傾斜は激しくなる。

 かかっているトラロープにすがりながら、どうにか登っていく。
 トラロープがなければ気持ちが折れてしまったかも知れない。

 1185メートルの岩壁ピークから傾斜が緩む。
 やや下って登りに転じるが、それまでほどひどい斜面ではない。

 岩壁上のヤセ尾根から展望がひらけるが、雲が垂れ込めていて、面白山方面がぼんやり見える程度だった。
 黒伏山のピークには展望ないが、小広く開けた好ましい場所だった。
 ここで大休止。
 蚊やハエがうるさかった。

シナ
ブナ3

 好展望だという白森まで行くつもりでいたが、急登で疲れてしまったのと、天気がよくなかったので、この日はここまでとした。

 元来たコースを下り始めると、トビではない猛禽が上空を旋回しながら威嚇してきた。
 これは初めての経験だった。
 たぶんサシバだと思う。

 歩きやすい道でないので、下りでもそこそこ時間がかかった。