新緑の青麻山
- 電波塔口から周回 -

【年月日】

2022年4月28日
【同行者】 単独
【タイム】

電波塔口(8:15)−下別当口(8:43)−青麻山(10:07-10:39)
−七五六山(11:11)−青麻山(11:42)−電波塔口(12:23)

【地形図】 遠刈田 村田 白石 大河原 ルート地図(マウスホイールまたは左下のズームで拡大・縮小)

 ナビの設定がおかしかったのか、どういうわけか、電波塔登山口の方へ誘導された。
 とりあえず通行止めになっていたし、路面はかなり悪かったが、そのまま進んで登山口まで行った。

 少し下って、下別当口登山口へ。

イカリソウ(大きな写真)
アマナ(大きな写真)

 天気は最高なのだが、平日のためか駐車スペースはまだ空いていた。
 登山道兼伐採のための作業道を行く。
 前方に新緑の青麻山が見えて、いい感じ。

ウラシマソウ(大きな写真)
ニリンソウ群落(大きな写真)

 伐採地を過ぎると沢沿いの登山道になり、ニリンソウが目立つ。
 あまり多くないが、イカリソウ・アマナ・ウラシマソウなども咲いている。

 緑色のニリンソウはとても少なくて、かなり注意して探しながら行かないと、目に入らない。
 尾根への取りつき付近にはヤマブキソウもたくさん咲いていた。

ヤマブキソウ(大きな写真)
緑のニリンソウ(大きな写真)

 尾根に上がると、急登。
 ここからはニリンソウではなく、スミレ類とコケリンドウが多くなる。

 スミレはほとんどがタチツボスミレだが、エイザンスミレなどもそこそこ多い。
 タチツボスミレはありふれた花だが、とてもたくさん咲いているので、とてもみごとだ。

 コケリンドウと思われる花はフデリンドウに似ているが、全体に小さいので多分、コケリンドウだと思う。
 これも登山道わきに多かった。

 シラネアオイは一か所でしか見なかった。

コケリンドウ(大きな写真)
シラネアオイ(大きな写真)

 山頂には青麻神社の小祠があった。
 日なたは眩しいので、木陰で大休止。
 樹林越しに蔵王連山が望まれる。

 青麻山西峰とも言えるあけら山は、青麻山より高い。
 せっかく来たことでもあるし、もっとスッキリした蔵王連山が見えるかもと思って、先へ進んだ。

 こちらはツツジとリョウブの灌木帯で、草花は多くない。
 急降下してさらに急登する。

 残念ながらあけら山も雑木林で、展望なし。
 その先の七五六メートルピークまで行ってみたが、やはり展望は得られなかった。
 戻るのが大変になるので、ここから引き返して、電波塔口への道を下る。

 ヒメギフチョウらしき蝶が飛んでいたが、ギフチョウ同様、ちっともとまってくれなかった。

 こちらのコースは基本的に尾根道なので、草花は多くない。
 それでもトラバースするところにはニリンソウ群落があった。

 下山したのはお昼すぎだったので、それから釣りに行った。