- 前烏帽子から後烏帽子 - |
【年月日】 | 2020年10月24日 |
【同行者】 | 単独 |
【タイム】 |
後烏帽子登山口(6:45)−前烏帽子(9:11-9:47)−後烏帽子(10:38) |
【地形図】 | 蔵王山 遠刈田 ルート地図(マウスホイールまたは左下のズームで拡大・縮小) |
【別の蔵王コース】 |
・白石スキー場から不忘山 2017.9.30 |
また後烏帽子に行った。
広い駐車スペースに自動車が数台とまっていたので、すでに登山者が入山しているのかと思ったが、この日は登山者にほとんど会わなかったので、登山者の車ではなかったようだ。
ハナから気持ちのよいブナ林をしばらく行く。
小阿寺沢を飛び石で渡渉。
平坦なブナ・ミズナラの林を行く。
その先から、けっこうな急登が続く。
標高を上げていくと、ブナの葉は落ちて、冬姿に変わっていく。
前烏帽子が近づくと傾斜が緩むが、風の音がものすごい。
前烏帽子の大岩に登ってみても、真っ白い空間しか見えない。
とりあえず、戻って石のすき間に入り、大休止にした。
30分ほど休んでいたら、雲が屏風岳の頂稜まで後退して、後烏帽子がよく見えた。
このあたりからオオシラビソ林。
秋山沢の紅葉はほぼ消滅して、灰色の世界になっていた。
ここでは休まず、景色だけ見て来た道を戻る。
こちらのほうがメインルートなのか、山頂直下からずっと階段が続く。
ゲレンデへ出る少し手前で、この日初めてのハイカーに出会った。
プリントアウトしてきた紙の地図を前烏帽子の登りで紛失してしまったのだが、ここでGPSのバッテリーも切れてしまった。
針葉樹林帯から出てすぐにゲレンデになったから、ブナ帯を皆伐してスキー場を造成したらしい。
ここはずっとブナ林で、いいコースだった。
あとで地形図と照らし合わせてみると、千年杉コースは最も最短で、最も風情のよいコースだったようで、正解だった。
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