荒れた山道
−曽我丘陵−

【年月日】

2025年1月3日
【同行者】 単独
【タイム】

上大井駅(8:32)−了義寺(9:00)−藤村公園(9:37-10:15)
−六本松(12:02)−大光院(12:31)−宗我神社(12:36)
−城前寺(12:45)−下曽我駅(12:56)

【地形図】 小田原北部 秦野  ルート地図 (マウスホイールで拡大・縮小)

 新松田で御殿場線に乗り換える。
 御殿場線の電車が来るまでちょっと寒いが、全く問題なし。
 ホームから富士が見えているが、天気は今ひとつだ。

了義寺の大楠
真鶴半島

 上大井で、下車。
 なにも問題なかった。

 駅近くには道標豊富。
 迷いそうだが迷わずに歩いていける。

 しばらく歩いて了義寺。
 石段下のクスノキが立派だ。

 四季の里直売所は閉まっていて、誰もいない。
 近くにベンチがあったので、まだ山に登ってないが、大休止。
 体が暖まった。

マユミ
ロウバイ

 ずっと車道を行く。
 工事中のところは迂回。

 林の中に入っても、車道が続く。
 この山はずっと車道なのかと思いきや、ようやく、作業道のような道になる。

 林は、荒れた照葉樹林。
 下生えはほぼアオキ。

 照葉樹はアラカシが多く、ツクバネガシやタブもある。
 しかし、大木は全くなし。
 全く片づけてないので、非常に荒れた印象を受ける。

 浅間山とか不動山とか、ピークがいくつかあるのだが、腰を下ろしたくなるようなところでないので、どんどん進む。
 ちょっとした展望地から真鶴半島と伊豆半島が望まれた。

 山道は少しで終わってしまい、また舗装道路に。

宗我神社のケヤキ
切符

 みかん畑と梅畑の中を下っていく。
 この道からも相模湾がよく見える。

 伝曽我祐信宝篋印塔というのがあったので、立ち寄り。
 鎌倉時代のものにしては、あまり風化してないので、なんだかなーと思う。
 仇討ちというのは要するに、仕返しのことなので、さほどほめられた話でもないと思う。

 しばし歩いて、大光院と宗我神社にお参り。
 大光院は案内パンフに載ってないのだが、本山修験のお寺と大書してある。
 どういうお寺なんだろうか。

 宗我神社は、地域の鎮守らしい。
 境内の大ケヤキに立派なヤドリギがついていて、みごとだった。

 城前寺は広い境内を持つ、立派なお寺だった。
 ここにもお参り。

 下曽我駅まではあと少しだった。

 時刻表を見ると、松田行きは1時間待ちで、国府津行きはすぐに来るのだった。
 国府津行きに乗ろうと思い、念のため駅員さんに尋ねると、ここではスイカやパスモは使えないので、紙の切符を買ってくださいと言われた。
 じゃ東飯能までくださいというと、東飯能? それって何線ですか? と聞き返され、八高線ですよと言ったら、路線図を出して調べてくれて、ようやく切符が買えた。

 ICカードで乗っちゃったら東飯能では駅員にお願いして手続きしない限り、降りられませんよと言われた。
 もし東飯能が無人駅だったら厄介ですとも言われた。
 駅員さんはいい人だったが、こーゆーのはおれの理解力を超えた話なので、御殿場線はもう勘弁だ。