道了尊から明神ヶ岳

【年月日】

2020年1月3日
【同行者】 単独
【タイム】

道了尊バス停(9:22)−明神ヶ岳(11:57-12:26)−道了尊バス停(14:12)

【地形図】 関本  ルート地図 (マウスホイールで拡大・縮小)

 今回もまた、電車で寝過ごした。
 歩きはじめもまた、いくらか遅くなったのだが、特に問題はなかった。

 小田原駅で太雄山線に乗り換えて、大雄山駅でバスに乗る。
 初詣の時期なので、乗客が溜まり次第、バスが出るようになっていた。

 道了尊の参道には出店がたくさん出ているのだが、どこも盛んにガスを使っているのが気になった。
 あたりは杉の巨木が林立している。
 並木でなく、巨杉の森という感じで、これだけでも一見の価値はあった。

 境内を抜けて登山道に入る。
 ハイカーはいないが、鐘を突く音と鈴をジャラジャラ鳴らす音は、ずっと聞こえていた。

尾根上の石仏(大きな写真)
小田原と相模湾(大きな写真)

 尾根に上がったところに石仏があったが、その先に石造物はなかった。
 基本的には尾根上のスギ林を緩やかに登っていく。
 ここは新しい植林地。

 林道を渡り、送電鉄塔の下を通って、再度林道を渡ってしばらくで、見晴小屋。
 まだ建っているが、崩壊寸前で使用は不可。
 見晴らしもない。

 その先は防火帯になって、明るくなる。
 樹間の切れ目からは、小田原市街や相模湾、三浦半島などが見えていた。
 神明水の水場は細いながらも出ていた。

 防火帯はかなり長く続く。
 主稜線が近くなると、傾斜が出てきて、トラバースになる。
 最初のクボには細流があったので、ここも水場になるかもしれない。

 クボを渡る数ヶ所はかなり荒れていた。
 おそらく先の台風によるものと思われる。
 赤土のえぐれた登山道は滑りやすく、歩きにくい。

丹沢が見える(大きな写真)
富士山(大きな写真)

 明星ヶ岳の分岐からはぬかるみながら明るい尾根道となり、すぐに明神ヶ岳に着いた。
 ここまでハイカーにはほとんど会わなかったのに、山頂はけっこうごった返していた。

 雲も浮かんでいたがほぼ快晴で、丹沢表尾根と大山、富士山、愛鷹連峰などがよく見えた。
 ここで大休止。

カンアオイ咲く(大きな写真)
山茶花咲く(大きな写真)

 強羅駅方面のほうが早く下山できそうだったが、道了尊をよく見ないで登り始めてしまったので、もう一本の下山道を下ることにした。
 登ってきた道と比べてこちらはひどくえぐれたところが少なく、かなり歩きやすかった。
 雑木林の中を淡々と下るが、急なところもなくて歩きやすかった。

巨杉(大きな写真)
天狗(大きな写真)

 さほど多くはないが、カンアオイがいくらか咲いていた。
 下りついたところは、道了尊の奥の院。
 ここでは山茶花がきれいに咲いていた。

 巨杉が林立する中、長い石段を下って境内へ。
 天狗の銅像が立っている。

不動堂(大きな写真)
大雄山線(大きな写真)

 バスはすぐにやってきた。