− 御正体山 − |
【年月日】 | 2014年1月7日 |
【同行者】 | 単独 |
【タイム】 |
山伏トンネル(9:05)−MTB−白井平(9:19)−登山口(9:57-10:03)−道坂トンネル分岐(10:58) |
【地形図】 | 都留、大月 上野原 大室山 ルート地図 |
南大菩薩のたとえば滝子山あたりから南を眺めると、御正体山は、たいへん目立つ山だ。
山伏峠の廃ホテルの入口に自動車をデポして、自転車で道志村へ下る。
住宅地を過ぎると、別荘地となる。 ルートは谷に沿ってつけられていたが、尾根に上がれば氷化した雪はなくなると思い、軽アイゼンをはずして登り始めた。
しばらく谷を行き、かなり奥まで入ってから、右岸の尾根に上がる。 最初はカラマツ、ついで雑木の二次林で、さほど見るべきところはないが、天気も上々・体調も上々で、急登にもかかわらず調子よく登ることができた。
尾根に出ると積雪は20センチほどになるが、道坂トンネル方面からの道と合するので、トレースはむしろ明瞭となる。
ここからの登りは地形図で見ると、強烈だが、実際にはさほどでない。
トレースの部分以外はたっぷりの雪に覆われていたが、ベンチは出ていたので、ようやく腰を下ろすことができた。
展望はないが、なかなか気持ちのよいモミと雑木に囲まれた、じつに気持ちのよいピークだった。
この日の山行のハイライトは、ここからの下りだった。
ここは、比較的若いモミと大ブナの林なのだった。
この標高の然林にブナが多いのは珍しくないが、モミはどちらかといえば、もっと低い山に多いように思う。
道坂からのトレースに較べて、こちらを歩いている人は少ないようだったが、下りなので歩くのはラクだった。
展望のよいところはなく、丹沢側から黒い雲がわいてきて、ちょっといやな感じがしたが、降り出すことはなかった。
前ノ岳、中ノ岳と前衛峰を越えていくと、ヒノキ林が出てきて、里山に降りてきたらしい風情となる。
石割山と山伏峠の分岐まで来るとゴールが近いような気がするのだが、実際にはまだ少し歩かねばならない。
|