豊饒の海を見下ろす
−姫越山−

【年月日】

2025年9月17日
【同行者】 単独
【タイム】

日の出駐車場(7:55)−展望地(8:30-9:16)−前姫越(9:56)
−姫越山(10:21-10:25)−日の出駐車場(11:33)

【地形図】 錦 ルート地図(マウスホイールで縮小・拡大可)

 日の出駐車場には、「鎮魂の碑」がある。
 1944年の地震に伴っておきた津波によって、多くの犠牲者を出したことが刻まれていた。

錦湾
ウバメガシ林

 コンクリートの階段を登っていくと、海抜30メートルと記された地点に、ジロハゲ避難所という建物がある。
 津波のときには、ここに逃げるのだろう。

 登山道に入ると、ウバメガシのトンネルを行く。
 これが紀勢あたりの里山の代表的な景観なのだろうか。
 関東にウバメガシは自生していないので、とても珍しく感じる。

 しばらく歩いて、ちょっとした展望地。
 錦湾が眼下に見えるところだ。
 ここで大休止。

シダ群生
姫越山

 尾根西側のトラバースあたりまで来ると、ウバメガシは少なくなる。
 再び尾根に出る手前に姫塚。
 ちょっとした石積みがあり、木柱が立っている。

 前姫越へはやや戻り気味に登っていく。
 何かあるかと思ったが、なにもなく展望もないので即Uターン。

 ここからしばしは、尾根を外れて北側のトラバースになる。
 直進しそうになったが、すぐに修正した。

 姫越山からも海が見えていたが、休んだ展望地のほうがきれいだった。
 帰りは来た道を戻った。