−鷹谷砦−
自宅から出発。
皆本集会所から登る。
下部はやや踏みあとが乱れるが、尾根上の道ははっきりしていた。
モミの木が大変多い。
しばらく登ると、斜度が緩む。
空堀が三つ。
山頂には祠と石碑。
樹林のため展望は今ひとつだが、木を伐れば谷が一望できるだろう。
現代人の多くは、「城」といえば江戸時代に作られた天守閣をイメージしてしまうため、戦争時に城が実際に機能した戦国時代にも、あのような城郭があったと勘違いしている。
武田の軍勢が、西上州・山中谷(現在の上野村)から鉢形領・秩父へ侵入する際の通り道にあたっているため、ここは格好の見張り場だった。
帰りは来た道を戻った。
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