初冬の二子山
−西岳・東岳−
【年月日】 |
2013年11月19日 |
【同行者】 |
8人 |
【タイム】 |
坂本バス停(7:49)−民宿前(8:04)−西岳登山口(8:12)−鉄塔(8:44-8:54)
−魚尾道峠(9:02)−西岳(9;58-10:10)−股峠(10:34-10:59)
−東岳(11:25-11:59)−股峠(12:25)−民宿前(13:08-13:20)−坂本バス停(13:35)
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【地形図】 |
両神山 長又 神ヶ原 ルート地図
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今月二度目の二子山行きだった。
今回は、年少の友人たちとともに、バスでアプローチした。
毎日、出勤するときにすれ違うバスに乗って、終点の坂本へ。
朝8時前とあって、谷底の集落には陽がまださしていない。
坂本の奥は、魚尾道という集落らしい。
このあたりは、自宅まで自動車の入らない家もあって、ずいぶん寂れた感じがする。
バリケードでせっかく囲った畑も、草ぼうぼうになっていた。
ここには二軒の民宿があるが、営業しているのだろうか。
畑を抜けて山道になると、途中が崩れていて、高巻きになるのだが、この崩壊も補修される気配がない。
民宿登人の手前で国道に出てから、もう少し歩いて西岳登山口から山にとりつく。
ここは先月歩いたところだが、雑木林はずいぶん葉を落としており、岩場下の紅葉がずいぶん進んでいた。
送電鉄塔まで行ってひと息入れたが、天気もよく、気持ちのよい尾根歩きになりそうだった。
ローソク岩の分岐を過ぎ、急登しばしで岩場の基部に着く。
初心者がいないので、鎖場でも特に問題なく、スイスイと登っていった。
西峰からは、岩稜の登降が続く。
濡れていると厄介な石灰岩だが、乾いていればすべらないので快適だ。
あっという間に西岳に着いた。
両神山の南西に雪雲が湧いていたが、降る気配はなく、まずまず快晴といえた。
西には八ヶ岳が部分的に見えていたが、浅間山は見えなかった。
他のハイカーがいなかったのでしばらくのんびりした。
登る途中、南からの冷たい風が吹いていたのだが、山頂では、風の音はするものの、ほとんど無風で、不思議だった。
股峠で大休止することになり、一般コースを下ってみると、股峠は風が集まる場所らしく、山頂より風が強く、ずっと寒いのだった。
大休止しても、時間が余っていたので、東岳に向かった。
こちらの通過にも、特に問題はなく、すぐに東岳に着いてしまった。
ここも股峠とはえらい違いで、やはり無風で暖かかった。
他のハイカーもおらず、両神山付近の雲も消えて、じつに心地よい陽だまりとなったため、ここでかなり時間をとって休んだ。
股峠まで岩の感触を楽しみながら下ったあとは、盛りの紅葉が待っていた。
春にはカタクリやニリンソウの咲く急斜面では、カエデ類が美しく色づいていた。
バス停に着いたあとの待ち時間は少々長かった。
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