戸蓋峠越え

【年月日】

2003年3月22日
【同行者】 Uさん
【タイム】

今神バス停(1:30)−戸蓋峠(2:15)−古鷹神社前(2:40)

【地形図】 長又

戸蓋峠の石仏

 毎日、眺め暮らしている戸蓋峠を、いつか越えてみたいと思っていたのだが、狩猟シーズンが終わり、時間ができたので、機会が得られた。

 両神村営バスの今神バス停から、薄川にかかる橋を渡って、加明地集落へ。
 ここで戸蓋峠の登り口を教わって、峠道に入る。

 まだ春が浅いので、タチツボスミレやミヤマキケマン、カンスゲなどが咲いているばかり。
 すぐに杉林になるので、花も見えなくなる。

 炭焼き小屋のあとを過ぎ、雑木林になって周囲が明るくなると、首のない地蔵様が立つ戸蓋峠。
 眼下に三山の集落が見えている。

 今は、少し登って送電鉄塔のところから皆本集落に下る道が使われているらしいが、今回は、古鷹神社前におりる、古い峠道を歩くことにした。

 夏は草に覆われてしまうと思われるが、現在のところ、道形はいちおう残っている。
 残雪を踏みながら下っていくと、すぐに三山。

 下り着いたはいいが、赤平川を渡る橋がない。
 やむなく浅いところをジャンプして対岸に渡る。

 古鷹神社の前に出たので、歩いて家に帰った。