ヒカゲツツジ
−両詰山−

【年月日】

1994年4月17日
【同行者】 2人
【タイム】

加明地入口(11:20)−戸蓋峠(12:10)−両詰山(14:10)
−奈良尾沢峠(15:15)−日向大谷(15:35)

【地形図】 長又、両神山

両詰山から毘沙門山(白石山)

 橋を渡り、集落の下で登山口捜し。
 畑のなかの道が正解だった。

 沢沿いに登ると水場。
 ミツバが出ていたので摘んだ。
 「水場のミツバを摘んで水場でミツバを洗う」という早口ことばができた。

 しばしの登りで戸蓋峠。
 古い地蔵が二体。
 一つは首がなく苔むしており、もう一つは安永三年に建てられたもの。
 送電鉄塔を二つ越えると毘沙門山と二子山がよく見える。
 尾根道ではヤマツツジやミツバツツジがみごと。
 林道を渡って、両詰山への急登。

 踏みあと上には、カタクリ群落が何か所もあり、つま先で避けて通らなければならないほどだった。

 高度をあげるにつれ道がはっきりしてくる一方、露岩も目立つようになり、両神山の一画に来たという感じが強くなる。
 そこここに咲くアカヤシオやヒカゲツツジが美しい。

 奈良尾沢峠から両神山登山口へは急な下り。

 車道の脇の、主がいなくなったらしい家の庭で、モモやスモモの大木が満開の花を咲かせているのはさびしいものだった。