- いろはの森から - |
【年月日】 | 2025年2月14日 |
【同行者】 | 単独 |
【タイム】 |
蛇滝口バス停(7:23)−慰霊碑(7:26)−日影沢橋(8:00)−高尾山(9:15-9:50) |
【地形図】 | 与瀬 八王子 ルート地図(マウスホイールで縮小・拡大可) |
とても眠く、電車の中でずっと眠っていたのに、乗り越さなかったのは上出来だった。
高尾駅に着いてから小仏行きバスが出るまでやや時間があったので、高尾駅ホームで史跡めぐり。
2番ホームの鉄柱の2本に、機銃掃射の弾痕が残されている。
蛇滝口でバスを降りた。
バス停からやや北に入ったところに、湯の花トンネル戦災犠牲者の慰霊碑がある。
1945年8月5日のお昼時、P51戦闘機が高尾山上空から蛇滝のある行ノ沢へ急降下し、ここにさしかかった東京発長野行きの普通列車に襲いかかった。
遺体は近くの民家の庭に並べられたが、傷みが激しく、ウジが湧いて凄惨な状態だったため、やや上流の日影沢(現在のいろはの森コース下部)で焼かれたが、燃料が十分もらえず、燃やせた遺骨の一部だけ集めて、あとはそのまま埋めたという。
慰霊碑の後ろに建てられた新しい石碑には、判明した犠牲者の名前が彫られている。
彼以外にも、若い男女が何人も犠牲になっていた。おれはいま、勤めから解放され、申し訳ないことに、毎週のように山に登って遊んでいる。
日影沢沿いにしばらく林道を行く。
登山道には、各種樹木板が取りつけられていて、学びになる。
モミの大木が多くて、なかなかみごと。
主稜線まですぐで、あとは広い道をのんびり歩くだけだった。
ここで大休止。
帰りは、こないだ同様、ケーブルカーに乗った。
登りケーブルカーはぎっしり満員だったが、下りはガラガラで、高尾山に登るなら朝早くに限るということを学習した。
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