裏宿七兵衛を訪ねて
- 物見山から矢倉台 -

【年月日】

2024年4月25日
【同行者】 単独
【タイム】

二俣尾駅(11:10)−山の神(11:42-12:18)−物見山(12:33)
−桝形山(12:42)−三方山(12:59)−矢倉台(13:48-14:11)
−宮ノ平駅(14:32)−七兵衛公園(14:47)−宗建寺(15:15)
−青梅駅(15:27)

【地形図】 武蔵御岳 青梅 ルート地図(マウスホイールで縮小・拡大可)

 二俣尾駅を降り、手製の道標に従って左折し、登山道へ。
 海禅寺に行きそびれてしまった。

モンキアゲハ
山の神から惣岳山

 すぐに山の神の分岐。
 ここは山の神への尾根道に入った。

 ずっと植林地で見るものなし。
 山の神ピークまですぐだが、早くも大休止。

 まばらに切り払われていて、部分的に展望あり。
 高水三山・川苔山・本仁田山・御岳山方面など。

山の神供養塔
惣岳山と本仁田山

 ここからずっと植林地。
 ハイキングコースというが、スギ林の中を登ったり下ったりするだけのルートだ。

 いくつかの小ピークを登降し、矢倉台で小休止。
 ここは雑木林であずま屋があり、ヤマツツジなんかも咲いていて、展望も得られる。

大岳山と御岳山
雑木林

 矢倉台から作業道に出るまでの短い区間だけは純然たる雑木林で、たいへん美しかった。
 作業道から宮ノ平駅までの破線路は廃道と見え、ヤブと化していたが、作業道は遠回りなのでヤブを下って宮ノ平駅に出た。

 ここからは町歩き。

 甲州街道を東へ少しで、七兵衛公園。
 公園の入口には青面金剛・馬頭尊などの石造物が並ぶ。
 これらは近隣にあったものをまとめたのかもしれない。

 遊戯具のある奥に「裏宿七兵衛供養塔」という石柱と七兵衛を顕彰する石碑あり。
 碑文には、七兵衛が義賊だったということが記されていた。

七兵衛公園
七兵衛首塚(宗建寺)

 さらに東進して青梅駅を過ぎ、住吉神社を左に見る路地を右に入ると延命寺。
 まずはここで無事下山の御礼。

 その隣が宗建寺である。
 お寺の入口に干刈あがたさんの墓所についての説明板があったが、あがたさんのお墓がどこなのか、わからなかった。

 七兵衛首塚は案内板があってすぐにわかった。
 塔婆がたくさんあってしっかり供養されているんだなと思った。

 昭和レトロ商品博物館も見たかったが、木曜日はお休みなのだった。

 青梅駅から青梅線に乗ったが、発車メロディは、ひみつのアッコちゃんではなくなっていた。