雑木林の尾根を歩く
−和田から市道山−

【年月日】

2019年3月9日
【同行者】 単独
【タイム】

和田バス停(8:14)−醍醐丸(10:01)−市道山(11:14-11:53)−
笹平バス停(12:49)

【地形図】 与瀬、五日市 ルート地図(マウスホイールで拡大可)

 休日なので、和田行きのバス待ちが1時間ほど。
 ちょっと寒かった。

 和田からしばらく車道を行き、北へ向かう林道に入る。
 けっこう急傾斜だった。

 林道終点から山道に入る。
 ふきのとうはすでに惚けていたが、イワボタンが咲き始めていた。

 しばらく登っていくと一軒家。
 現住されてはいないが、さほど古くなった感じはしない。
 ここで暮らすのはきつかっただろう。

 途中の伐採地から丹沢が見えたが、富士山が見えるところは雑木林で、せっかく晴れたのに、富士山をはっきり拝むことはできなかった。

イワボタン(大きな写真)
テングチョウ(大きな写真)

 尾根に上がると雑木林と植林が交互に出てくる。
 大ゾウリ山も醍醐丸も植林のため、展望なし。
 残念ながら、本日の富士山はあきらめざるを得なくなった。

 市道山方面へ下っていくと、気持ちのよい雑木林が続く。
 ヒガラのさえずりも聞こえて、春らしい。

 トレランの大会をやっているらしく、ゼッケンこそつけていないが、ほとんど空身で短い靴を履いた人々が小走りに歩いてくる。
 走りたいなら、道路を走ればよいのに。

檜洞丸(大きな写真)
雑木林(大きな写真)

 尾根の西側にブル道が沿うようになる。
 そろそろ大休止と思って、土場らしきところに立ち寄ったが、展望もさほどよくないので、思い直して通過。
 結局、市道山まで歩いてしまった。

 市道山からは市街地しか見えないのたが、風も少なく、よい陽だまりだった。
 冬を耐えたテングチョウやヒオドシチョウが穏やかに舞っていた。

 笹平まではひと下りだったが、ここでまた1時間のバス待ち。

 野暮用があった新宿と川越で用足しができたのはよかったが、高麗川と東飯能での接続が悪く、帰宅したのは、ずいぶん遅かった。