−三峰神社から雲取山− |
【年月日】 | 2011年5月7日〜9日 |
【同行者】 | 全部で20名 |
【タイム】 |
5/7 岳人の家(幕営) |
【地形図】 | 雲取山、三峰 ルート地図 |
この時期の雲取山も、恒例になってきた。
一日目(三峰分校まで)
一日目は、三峯神社近くの幕営地で、幕営のみ。
時間があるので、神社を参拝がてら、散策しに行った。
ここにはミツバツツジやアズマシャクナゲがたくさん植えられていて、ちょうど見ごろに咲いていた。
国常立社と居並ぶ小社の前を通って、拝殿で拝礼。
このあたりのシャクナゲはまだほとんど蕾だった。 この日は早めに休んで、翌日のロングコースに備えた。
ニ日目(雲取山往復)
翌朝は夜明け過ぎに出発。
神領民家前のシャクナゲ園も満開だった。
思ったよりいいペースで進むことができた。
残り18人で、登高を続けた。
ヤマガラ・コマドリ・ヒガラ・オオルリ・コルリ・エゾムシクイなどが賑やかにさえずる、新緑少し前の山の姿だった。
ここからの新緑あふれる大洞谷も絶景だった。
コメツガ林とダケカンバ林が交互に出てくる白岩山に近づくと、いつものようにもの欲しげな鹿があらわれる。
芋ノ木ドッケの巻き道に入ると、コガネネコノメソウやイワボタンが,ちらほら咲いていたが,花はあまり多くなかった。
大ダワでは休まず、女坂を雲取山荘に向かった。
雲取山荘のオーナーに挨拶して、小休止した後、山頂へ向かう。
山頂に着いたのは10時過ぎと、まずまずの時間だったし、おおぜいの同行者たちが比較的元気だったのがなによりだった。
山頂で大休止した後、下山にかかる。
次の小休止は大ダワで、あとは白岩小屋と霧藻ヶ峰で休んだだけで、岳人の家まで戻った。
年若の人を含めて、全員がよく歩ききったと感心した。
三日目(三峯分校あとから大輪まで)
三日目は、重荷を背負って大輪へ下山する。
車道から三峯神社への道に入る。
しばらくジグザグに急降下する。
ここから先は傾斜が緩くなり、みごとな渓畔林の中を歩く。
基本的には大スギの並木なのだが、斜面には、トチ・イタヤ・シオジ・カツラなどの大木が生えており、新緑とあいまって、みごとに景観を作り出していた。
例のバスに間に合いそうだったので、車道に出てからスピードを上げたら、バスには間に合ったものの、おおぜいの先行者が待っていたので、結局、1時間待って次のバスに乗った。
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