カタクリ咲く棒ノ折山

【年月日】

1989年4月1日
【同行者】 2人
【タイム】

タイムとらず 川井−登山口−棒ノ折山−小沢峠−小沢バス停

【地形図】 武蔵御岳、原市場

 川井の駅から舗装道路を一時間ほど歩く。
 登山口を右に入り、川を渡ると、さっそく階段になった急登。

 沢沿いに、コチャルメルソウ、ネコノメソウ、ヨゴレネコノメなどが咲いており、ワサビの白い花が咲いていて、とても美しかった。

 尾根への急登は暗い植林の中。
 非常に長い階段や、岩がごろごろしたところをがまんしていると、突然、棒ノ折山の広い山頂。

 ここからは、奥武蔵の展望がすばらしい。
 武甲山から大持山、丸山、蕨山、武川岳、伊豆ヶ岳などの見慣れた、特徴のある山やま。

 目の下は、金毘羅尾根。
 西側から南側は植林が成長していて、雑木ごしに川苔山がかろうじて見えるていど。

 黒山山頂のベンチにタテハチョウがとまっていた。

 このあたりの尾根は、ツツジがいっぱいあり、大きな岩がころがっていて、なかなか気持ちの良いところだ。
 黒山からは、ゆるい下りだが、植林が多くなってきて、やや飽きる。

アオキの花
 北側が伐採されたところに、カタクリが群生。
 たくさん咲いていたが、盗掘のあともあった。

 自動車やオートバイの音が聞こえてくると、小沢峠への下り。

 自動車道路には、キフジ、ネコヤナギなどが咲いていた。