ミツバツツジ咲く
- 天引城址 -

【年月日】

2024年4月4日
【同行者】 単独
【タイム】

八束山駐車場(9:18)−北登山口(9:50)−天引城址(10:25-11:03)
−住吉神社(11:59)−八束山駐車場(12:25)

【地形図】 上野吉井 ルート地図 (マウスホイールで拡大・縮小可)

 八束城址と二つ登るつもりだったので、車は八束山登山口にとめた。
 塩集落あたりから、天引城址がよく見える。

天引城址
曲輪

 けっこう歩いて、天引城址の北登山口。
 要所に小さな道標があって、とても助かる。
 登山口がわからず、駐車スペースがないと登山ができないのだから、地元のこういう配慮には心から感謝だ。

 登山道は明瞭。城あとなのだから当然だが、けっこう急だ。
 小(ショウ)Windowから、西ないし北が望まれる。
 妙義・榛名が見えているが、天気は今ひとつだった。

堀切
八束城址

 植林地帯を過ぎると、ミツバツツジがあちこちに咲いて、みごとだった。
 ミツバツツジは点々とながら、ほぼ全山に咲いていた。

 傾斜が増して、かなりしっかりした曲輪。
 ここまで堀切は確認できなかったので、何段にもわたって築かれた曲輪には、ちょっと驚いた。
 著名なほどの武将の城ではないかも知れないが、地域の土豪の城であれば、十分機能したと思われる。

 本曲輪で大休止。

展望地
ミツバツツジ

 下山は東尾根へ。
 こちらはかなり急峻で、露岩も多い。
 展望地からは南ないし東の展望があって、八束城址と牛伏山の山腹に山桜が点々と咲いているのが見えた。

 奇岩も多く、ここが筑波山なら看板があって、「〇〇岩」の由来など書いてありそうだ。
 トラロープや鎖に助けられて、慎重に下る。

バイモ
住吉神社

 落合集落まで下ったのち、住吉神社にお礼参り。
 八束城址はずいぶん高く思えたので、登るのはやめた。

 大沢川の河原に自生したバイモがみごとに咲いていた。