果てしない階段
- 子王山 -

【年月日】

2024年3月7日
【同行者】 単独
【タイム】

かあちゃん茶屋(11:20)−みはらし茶屋(11:51)−子王山(12:10-12:44)
−かあちゃん茶屋(13:12)

【地形図】 藤岡 上野吉井 ルート地図 (マウスホイールで拡大・縮小可)

 駒留から橋を渡って印地耕地へ登っていく。
 けっこうな急斜面に人家が点在し、いかにも秩父・西上州の山間地らしい。
 最上部まで走り、かあちゃん茶屋前の広い駐車場に自動車をとめた。

西御荷鉾・オドケ山・赤久縄
荒れる谷川

 子王山入口には、二千階段という看板が出ている。
 要するに、階段連続の鬼畜な山というわけだが、そんなのはとてもウリにはならない。

 そんなわけでいきなり山頂をめざすのでなく、まずは林道を歩いてみはらし茶屋へ。
 林道だが、かなりいい登りだ。

 みはらし茶屋には茶屋などないようだったが、広いスペースからは御荷鉾連峰や赤久縄山が見えていた。
 ここから階段道が始まる。
 ニセモノの木で作った階段が、山頂までほぼずっと続く。

武尊山
晴れる谷川

 山頂には石祠が一基。
 どういうわけか、祠の前にケルン状の積石がある。
 これはケルンなのか、それとも祠に封じ込めた妖怪の封じ石なのか。

 赤城山方面は雲があって見づらかった。
 榛名山から浅間山にかけては、雑木越し。

 天気はあまりよくないのだが、遠望は得られた。
 武尊山・子持山・谷川岳・小野子山・仙ノ倉山・榛名山・志賀高原の山・浅間隠ほか吾妻の山など。

 風が冷たかったので、穏やかそうにところで腰を下ろしたが、やっぱり寒かった。

山頂の祠
浅間山

 帰りは北の尾根へ。
 肩まではゆっくり下れたが、下降路に入ってからはずっと鬼畜な偽木の階段道が続いた。

 駐車場手前にとても立派な藤棚があって、花の季節にはみごとだろうと思われた。

地守神社
大杉

 下山後、駒留の地守神社にお参りに行った。
 拝殿には「五社之神祠」という額が掲げられていた。

 境内には大きな杉が林立しており、神社の由緒を物語っていた。
 神社わきの道を登っていれば駒留の耕地に行けそうな感じだった。