大展望の寂峰
- 大崩山 -

【年月日】

2024年2月1日
【同行者】 単独
【タイム】

駐車地(12:52)−大崩山(13:37-14:21)−駐車地(14:55)

【地形図】 下仁田 ルート地図 (マウスホイールで拡大・縮小可)

 跡倉のフェンスターのところに一台分の駐車スペースがあったので、そこをお借りした。
 橋を渡った林道にも駐車スペースがあったので、そこにとめてもよかった。

マンリョウ
ヤセ尾根

 林道を行くとすぐに、大崩山(城山)登山口の道標。
 道ばたにマンリョウが赤い実をつけていた。

 谷底は谷津田のあとなのだろうか、平坦地になっていた。
 すぐに峠状のところ。
 ここから急登を交えて標高差150メートルほどの登りでピークだから容易な山かと思いきや、そんなことはなかった。

 地形図にはあらわされないが、じつはいくつもの小ピークを越えていく。
 ピークとピークの間にはヤセ尾根があって、岩場や多少緊張するところもある。
 やっと登ったピークの先にまたピークがあるという、精神的にハードな登りだった。

 すぐ東には御岳山の鋭鋒がそびえており、西側には樹林越しに鹿岳と四ツ又山が見えていた。
 東側の谷で、黒い動物が木から飛び降りて走り去った。

浅間山
表妙義

 城山とあるからには古城址なのだろう。
 ピークとピークの鞍部は空堀のようにも見えた。
 この山が城なら、防御性はかなり高い。

 山頂は西上州らしく、極上のピークだった。
 背後に稲含山や小沢岳。
 西側至近に鹿岳と四ツ又山・しれいた山・落沢岳。

 本日の浅間山は、雲もなく無傷。
 表妙義も全山。
 大桁山はどこから見ても見栄えがしない。

 ここで大休止。
 風はあるが、暖かい。

 帰りは来た道を慎重に下った。