木々岩峠からゴシュウ山

【年月日】

2015年5月5日
【同行者】 単独
【タイム】

水道施設(11:04)−石積み(11:32)−木々岩峠(12:11)
−ゴシュウ山(13:02-13:15)−秋葉山(13:40)−ご神木(14:04)−水道施設(14:18)

【地形図】 荒船山 ルート地図

 馬居沢集落奥の水道施設わきに軽トラをとめ、林道を行く。
 木々岩峠への峠道があったとすれば、ここを詰めていたはずだ。

 伐採地を過ぎ、林道終点からは沢沿いの踏みあとを行く。
 沢が二俣になったところに何かの石積みがあり、消えかけた手製の道標が下がっていた。
 この道標ではルート不明瞭なのだが、左俣側に目印があったので、木々岩峠へ突き上げると思われる左俣に入る。
 ここからは踏みあとなし。

詰めは奥壁(大きな写真)
林道からゴシュウ山を見上げる(大きな写真)

 傾斜が次第に増すが特に悪場もなく、木々岩峠直下に至るが、最後の詰めがちょっと手の出ない奥壁になっていた。
 ここを巻こうにも、地形図にある通り、壁が続いていたので、岩根伝いに右へトラバースし、登れそうなところをクライミング少々で稜線に出た。
 登りついたところがほぼ、木々岩峠だった。

 ちょっと終わりかけたヤマツツジを見ながら西へ歩いて行くと、尾根が地形図に記載のない林道で寸断されていた。
 ここは南牧側へ降りて少し南へ行き、尾根へ登り返さなければならない。

山梨の花(大きな写真)
ゴシュウ山から表妙義(大きな写真)

 ゴシュウ山は眼前だが、けっこうな急登だ。
 ようやく登りついたピークはなかなか好展望で、登った甲斐があった。

 さほど広くない山頂からは、表妙義・裏妙義・鹿岳・物語山など、西上州の個性的な峰々が望まれた。
 裏妙義の全貌を目にしたのは、初めてのような気がする。

ゴシュウ山から裏妙義(大きな写真)
物語山と浅間山(大きな写真)

 秋葉山へは、やや西に下ったところから北へ向かう。
 石造物が随所におかれ、信仰色の濃いところだ。

弁天像(大きな写真)
ヤマツツジ鮮やか(大きな写真)

 部分的に尾根の狭いところもあるが、特に問題なし。
 秋葉山には、三体の神像を始め、風化した石柱が置かれており、祭礼で使ったと思しき梵天のようなものが放置されていた。

 下りは、スギ林の中の薄い踏みあとを行く。

咲き残りのミツバツツジ(大きな写真)
ご神木(大きな写真)

 けもの道と判別しがたいような踏みあとだが、注意しながら下って行くと、ご神木という札の立った大きな二本杉に下り着いた。
 ここから林道を少し歩いたところが、軽トラ駐車地点だった。