− 南小太郎山 − |
【年月日】 | 2013年4月29日 |
【同行者】 | 単独 |
【タイム】 |
御僧尾根登山口(8:28)−白髪山分岐(10:00)−南小太郎山(10:12)−北東尾根分岐(11:09-11:31) |
【地形図】 | 神ヶ原 ルート地図 |
早春の西上州は、静かだ。
雑木林の自然度も高く、新緑前後の季節には光があふれていて、草花も多い。
持倉の登山口に行くのに大福峠越えの林道に入ってしまい、少々遠回りをしたが、路面が荒れていなかったので、問題なく登山道入口に着くことができた。
ルート下部はおおむね雑木林だ。
ハルリンドウの輝くような青は、春の雑木林の宝石だ。
ヤブレガサの群落もあるが、残念ながらすでに、葉は開いてしまっていた。
ワチガイソウも、どこにでも見られるというほどではなくなった。
トウゴクサバノオを見たのもまた、久しぶりだった。
けっこう急なつづら折れの道だが、花を見ながら行くので、さほど疲れない。
傾斜がさらに急になると、下御僧様。
さらにしばらく登ると、上御僧様。
説明板には大略、「平将門に寺を焼かれた秩父の僧75人が、黒滝山に向かう途中、この尾根で遭難し、赤い石と化した」という伝説が記されていた。
尾根の上部はカラマツ林になるが、雑木がまじっているので、風情がよい。
T字路は、左の南小太郎山方面へ入る。
しばらく下った鞍部に、萱ノ平・持倉越を示す道標がある。
南小太郎山のピークは、雑木林に囲まれた静かなところ。
下って行くと、灌木の生えた廃林道に出る。
支尾根には薄い踏みあとがあり、カラマツ林とヒノキ林をどんどん下って行くと、けさ通った林道に出た。
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