静かな山頂へコーヒーを飲みに行く
−高立から御場山−

【年月日】

1994年12月30日
【同行者】 単独
【タイム】

高立(11:00)−二俣(11:42)
−御場山(12:05-12:22)−高立(13:10)

【地形図】 南軽井沢

 登山口の高立集落に着いたのは、もう11時近かった。

 登山口を示すものがなにもなし。
 荒れた林道を進み、小沢を渡って少し登ると登山道に出た。

 「恩場山国有林」という看板のあるところで右岸に渡り、しばらく行くと左に15メートルくらいの氷瀑。
 そこからすぐ先に10メートルくらいのナメ滝。

 傾斜のゆるい5メートルほどのナメ滝を見たところでルートを失い、滝を登ってしばらく沢床を歩いたが、落葉が積もっていて非常に歩きづらいので、左岸に上がるとすぐに登山道に出た。

 そこからしばらくは左岸を行き、道の崩れたところを、高巻いて支尾根にとりつく。

 御場山につながる尾根の上に出ると、この日はじめて見る道標。
 あとは山頂への急登だけだった。

 山頂は、雑木に囲まれた静かなピーク。
 期待していた浅間山の大観は、残念ながら樹林ごし。

 開けていたのは東面で、表妙義、大桁山、御堂山、そしてはるか遠く御荷鉾連山などがよく見えた。

 静かな山頂でコーヒータイム。

 ゆっくり休んで下山にかかった。