早春の天狗岩

【年月日】

1990年4月20日
【同行者】 単独
【タイム】

登山口(10:20)−天狗岩(11:22)−登山口(11:52)

【地形図】 十石峠

 塩之沢峠下の登山口に着いたのは10時25分。
 杉林のなかのタルノ沢に沿って登っていく。

 杉林を抜けると、鉄板の橋を渡って雑木林のなかの道。
 水流は細いが、長いナメなどあって、すがすがしい登りだ。  登山口では、スミレの花などが咲いていたが、次第にコガネネコノメ、ハシリドコロ、エイザンスミレやヤマエンゴサクが多くなる。
 ニリンソウは芽吹いたばかりだ。

 プレハブ小屋の前が最後の水場。
 ガレ場を登るとカラマツの植林地。
 ハナネコノメが咲き、トリカブトの新芽が吹いている。

 右に岩壁を見ながら、稜線へと登っていくと、岩の中からミツバツツジのピンクが鮮やかだ。

 急登わずかで稜線。
 ガスっていて何も見えないが、かすかに新緑が見えてきれいだった。
 雨が落ちてきだしたので、食事などせず、早々に下山にかかった。